産後ママの“知らなかった”現実8選

育児

「こんなはずじゃなかった…!」

出産を終え、いよいよ赤ちゃんとの生活がスタート。

幸せいっぱい…のはずが、

「こんなはずじゃなかった!」「聞いてないよ!」「初めて知った!」と感じ戸惑うことが多々あると思います。

産後のリアルを前もって知っていたら、もっと準備ができたのに!と言う声もありますので、今日はそんな「産後のリアル」をまとめてみます。


1. 赤ちゃんがぜんぜん寝てくれない

「3時間おきの授乳=3時間寝られる」じゃないんです。

寝たと思ったらすぐ起きて、抱っこでしか寝ない…一晩中赤ちゃんのお世話で、眠れなかった!

抱っこのしすぎで、腱鞘炎や背部痛、腰痛、筋肉痛…

そんなこともよくあります。

寝不足と疲れがたまって、心も体もしんどくなるのが産後あるある。月齢が進むと、泣き声も体重も大きくなり、泣きにつきあう方も披露してしまいます。

でも、今だけなので悲観的にならず、肩の力を抜いて付き合っていきましょう。(←これが難しかたりしますが…)


2. 授乳って、こんなに痛いの!?

おっぱいは自然に出てきて吸ってくれるものと思っている人も多いかと思います。

しかし、赤ちゃんもママも初心者。

ママは吸わせ方、赤ちゃんは吸い方を覚えるまで授乳に苦戦することもあります。

乳首が切れたり、張って痛くなったり。頑張って吸わせているのに、赤ちゃんに泣かれ、拒否された気持ちになり悲しくなったり。

吸われるたびに涙が出る…そんなママも少なくありません。

決して“あなただけじゃない”ので安心してくださいね。

ミルクに助けてもらうのもありだし、助産師に授乳を見てもらうのもありです!

誰かに助けを求めてみてください!!


3. トイレが怖い!歩けない!

会陰の傷が気になり、排尿が怖い。

排便する際に力を入れるのが怖いなど、排泄時の不安がある人も。

帝王切開の人は、くしゃみや咳が怖い!など。

産後の回復には時間が必要です。

無理せず休息をとったり、鎮痛薬を使ったりして、その期間をしのいでみてください。傷の痛みは必ず良くなっていくものです。

よくなっている感覚がない人は医師に相談してみてください。


4. 「悪露」って何?

赤ちゃんが生まれたあと、胎盤が剥がれ胎盤の娩出とともにお産が終了します。

その胎盤と子宮が剥がれたところから出血があります。体感としては生理のときの出血と似ています。

悪露は誰でも出て、1ヶ月かけてだんだんと少なくなっていきます。

産後に初めて「悪露」という言葉を知った人も多いと思います。


5. メンタルが急に落ち込む

「幸せなはずなのに涙が止まらない」

「赤ちゃんがかわいいのに、イライラしてしまう」

「些細なことで涙が出てしまう。」

産後のホルモンの変化や寝不足、孤独が心をゆらします。

そんなときは、自分を責めずに、誰かに話してみてくださいね。


6. パートナーとのギャップにモヤモヤ

赤ちゃんが生まれても、夫は前と変わらず。

自分ばかり変化して、置いていかれたような気持ちになることも。

ママとパパでは親としてできることに差があったりします。ママが先に親として適応している証拠です。

子どもが育つと同時に、パパの役割も増えてきますよ。

例えば…高い高いや肩車、ダイナミックな動きをするのが子どもは大好き!

また、旅行時の長時間の抱っこ、荷物もち(笑)、虫取り、機械いじりなど

パパが活躍するときは、これからいっぱいあります。その時に、ママは家事を進めたり、ほっと一息つけるようになっていきますよ!

それでもモヤモヤするのであれば夫婦で話し合い、解消していけるといいですね。


7. 体型がすぐに戻らない

出産しても意外と体重が減ってない!と皆さん言っています。

お産時は体力を消耗したり出血する可能性があるので、血液や栄養・水分を溜め込みやすくなっています。お産のために、身体が準備をしてくれていた証です。

また、妊娠中に増えた脂肪が多いと期待したほど、体重が減っていないと感じる人もいます。

母乳育児をしている人は、産後体重が戻りやすくなりますよ。


8. 情報が多すぎて、何が正解か分からない

ネットやSNS、育児本、親からのアドバイス…

それぞれ言っていることが違って、余計に混乱するママも。

ママや赤ちゃんの性格・特徴によって育児は様々です。正解がないのも育児の難しいところ。

一つの方法だけ試すのではなく、いろいろ試してみて自分と赤ちゃんにあった方法を見つけていけるといいですね。


おわりに

産後の毎日は、想像以上に大変で、戸惑うことの連続です。


「知らなかった…」と感じるその気持ちも、 あなたが親として、人として、大きく成長している証。


それは、誰もが一度は通る道です。

今日も子どものためにがんばっているあなたは、すごいです。
そして——今日も育児、おつかれさまです🌷

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