入院中はしっかりおっぱいを吸ってくれていたのに、退院してから急に吸わなくなったり、嫌がるような様子が見られることがあります。
実は、こうした悩みを抱えるママは少なくありません。
この時期の赤ちゃんに起こりやすいことと、その対処法をお伝えします。
🌱 赤ちゃんが急におっぱいを吸わなくなる原因
■ 乳頭混乱(にゅうとうこんらん)
退院するころ、赤ちゃんはおっぱいや哺乳瓶の飲み方を少しずつ覚えてきています。
混合育児(母乳と哺乳瓶を併用)をしている場合、哺乳瓶の乳首とママのおっぱいの感覚が違うため、赤ちゃんが混乱してしまうことがあります。
哺乳瓶のほうが軽い力で吸うことができ「楽」に飲めるので、哺乳瓶を好みやすくなります。
「哺乳瓶じゃない!」と感じると、怒って泣いたり、おっぱいを手で押し返すような行動をすることもあります。
■ おっぱいが張って飲みにくくなっている
母乳の分泌が増える時期と、ちょうど退院のタイミングが重なることがあります。
その結果、おっぱいがパンパンに張ってしまい、硬くて赤ちゃんがうまく吸えなくなることも。
吸いづらいと、赤ちゃんは吸うのを嫌がるようになることがあります。
🌷 対策方法
哺乳瓶ではなく、「カップ授乳」にしてみる
→ 哺乳瓶の乳首ではなく、スプーンや小さなカップで少しずつ母乳を飲ませることで、乳頭混乱を防げます。
母乳に近いタイプの乳首の形を選択する。
→母乳実感の乳首など、実際の乳首の硬さ・形に似た乳首を使ってミルクを飲ませます。
授乳前におっぱいをやわらかくする
→ 授乳前に軽くマッサージをしたり、少し搾乳をして乳輪部分をやわらかくしてから吸わせると、赤ちゃんが吸いやすくなります。
💬 まとめ
退院後に赤ちゃんがおっぱいを吸わなくなると、「どうして?」「私のせい?」と不安になることもあるかもしれません。
でも、それはママのせいではなく、赤ちゃん自身の成長の過程でもあります。
乳頭混乱やおっぱいの張りが原因のことが多いので、カップ授乳や搾乳などを取り入れながら、少しずつ慣らしていきましょう。
もし悩んだときは、ひとりで抱え込まずに、出産した病院や助産師さんに気軽に相談してくださいね。
🌷🌷🌷今日も育児、本当におつかれさまです 🌷🌷🌷
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