産院の選び方〜助産師目線で選ぶポイントとは？〜

お産する施設はどんなことを調べて選びますか？

多くのママ達は、

をホームページ等で調べて、選ばれている方が多いなと感じます。

もちろん、上記も入院中の満足度に大きく影響される要因ではないかなと思います。

しかし助産師から見て、他に参考にしていただけたらもっと入院中の満足度が上がるのに、と感じているポイントがありますのでご紹介していきます。

自分に合った産院選びで参考にしてほしいポイント

産後のママたちは、わずか数日で赤ちゃんのお世話を覚え、退院後の育児に備えなければなりません。そのため、産院や病院ごとに助産師・看護師が掲げる方針や指導方法が大きく異なることがあります。

そのため、病院の方針がどうなっているのかをHPなどで確認する必要があります。

では、できるだけ母乳で育てられるように授乳の指導が手厚く、ミルクの使用を最小限に抑える方針をとることが多いので何度も母乳を与える必要があります。

基本は24時間同室することになっていることが多いのです。

おむつえや沐浴、授乳などを入院中に繰り返し実践させ、自信をつけられるようサポートします。

〜上記2項目の施設はこんなママにオススメ〜

•母乳育児を希望（できれば完全母乳）し、母乳分泌を促したい

•初めての育児で不安があり、しっかり学んでおきたい

•退院後のサポートが手薄で、自分で育児をこなす必要がある

赤ちゃんを預かる時間をとり、ママの休息を重視することもあります。夜間は赤ちゃんを預かってくれることが多いです。ミルクを併用することが前提となります。

〜上記の施設はこんなママにおすすめ〜

•経産婦で、ある程度育児に慣れている

•退院後、上の子の世話もあり十分に休めない

•初産婦でも、退院後のサポート（家族の協力や産後ケア）が手厚い

・母乳栄養についてこだわりがない（母児異室だと授乳回数が少ないので母乳の分泌が増えにくいです）

こうした方針の違いは、ママたちの退院後の育児スタイルにも影響を与えるため、産院選びの際に特徴を確認しておくといいかと思います。

産院を退院後にママや赤ちゃんの経過観察で数回通わないと行けないこともあります。

赤ちゃんとの外出はオムツやミルクなどの荷物が多いだけでなく、定期的にオムツ交換と授乳があるので時間がかかることも多いです。

通いやすい距離であるのも重要です。

このような点もふまえて自分に合った産院を選んでみてください💕

🌷🌷🌷今日もお身体をお大事にお過ごしください🌷🌷🌷